特定非営利活動法人 心躰研究会 SEW では、
法人内に次の3つの部会を設け、理事およびプロジェク ト責任者によって運営されています。 


 

1 心躰研究部会 
(身体運動を霊性についての相談窓口)

 

「病は気から」と言われる反面

「健全な精神は健全な肉体に・・」と言われたりもします。

どちらも矛盾するものではなく、ストレスをため込むことによって病が引き起こされ ることもあれば、フィジカルな疾患からメンタルが著しく損なわれる場合があります。

 

そ して、それはしばしば影響しあってマイナスの連鎖を起こします。

この連鎖を断ち切るために、近年ではホリスティック医療が提唱されていますが、まだ まだ敷居が高いのも確かです。

かといって、怪しげな機械を身につけてエネルギーを測定することにも抵抗があるでしょうし、逆に単なる健康運動に意味を見いだすことは難しいかと思います。

 

さらに、問題は中途半端な身体運動によってメンタル面が余計に悪くなるということもあ るということです。

素人が主宰するヨガ教室へ行った結果として体を痛めた、もっと深刻 なものではウツになったという事例すらあります。

SEW ではさまざまな地域、さまざまなジャンルで提唱されてきた身体運動(体躯・舞 踊・武道・儀礼動作など)を研究し、

それに連動する心のあり方について会員同士で活発 な情報交換を行っています。

その中から「どのような身体運動がどうメンタルに作用する のか」のノウハウを蓄積するとともに、それぞれについての検証・研究をしています。 

2 霊性研究部門

(社会的霊性・カルト問題 相談窓口)

 

近では「カルト対策」や「カルト110番」という看板を掲げている団体が増えてき ましたが、家族がカルト的な宗教にのめり込んでいたので依頼したのは良いが「バック ボーンである宗教に改宗しただけだった」「隔離脱会を強要された」 (隔離説得-教団 から無理矢理引き離して説得する-は以前はカルト脱出の1手段として用いられてきまし たが信教の自由や当人の人権侵害だとされています)といった問題がつきまとっています。

また、強引な説得によって当人が社会や家族への不信感を募らせ、結局孤立してもっと 酷い状況に陥ってしまったという事例もあります。

そして、これらの問題について「宗教が引き起こしている」という誤解がこの問題をよ りややこしくしています。

確かに、テレビや新聞、ネットニュースなどで取り上げられる問 題の裏には、何らかの宗教的な団体があることは否定できません。

しかし、事態が深刻化す る前に当人からは何らかのメッセージが必ず発せられています。

ですから、当人 と親しければそこまでいく手前で「なんらかの違和感」を感じているはずです。

カウンセリングを受けているつもりが、いつの間にか依存症になっていたり、医者通いに疲れて民間療法を試したら、指導者のいいなりになっていたり・・何も珍しいことでは ありません。

 

SEW の会員には実際に、スピリチュアリティを扱っているセラピストや医療 従事者、宗教者などの実務家が交流を通じて「カルト問題になる前もケア」についての研 究をしております

 

3 霊性回復研究部門
(ケア従事者のための相談窓口)


チャプレンや臨床宗教師、スピリチュアルケア師など、現代において
「スピリチュアル ・ケア」は疲弊した人々のメンタルを維持するために不可欠な存在となっています。

また、被災地などで働くボランティアの人々には、実際の労働だけでなく、被災者に寄り 添いその心のケアをすることが期待されています。

ところが、肝心のスピリチュアルケアをしている人たちの多くは、他人を「ケアするこ と」を大切にするあまり自分の霊性を損なってしまっているのです。

その一因には霊性 というものへの理解の不完全さがあるのではないでしょうか。

霊性をケアするということ と、単に思いやりをもって接することとは違うことなのです。

かといって、直接霊性を扱 うスピリチュアル(精神世界)というものを頼る人はいないでしょう。

スピリチュアルは 玉石混交で、一歩間違えばカルト問題に発展しかねない危うさをもっています。

SEW では社会的なケアをしている人々と、霊性を扱う人たちの交流の場を提供してい ます。

医療機関や福祉施設、そして被災地で働いているスピリチュアルケアに従事する人 たちや、ボランティアの人々との積極的な交流により、「ケアをする人たちをケアする」 事業を推進し、どうすれば落ちた霊性を回復させ、豊かなスピリチュアリティを保つこと ができるのかを追求しております。